2022年1月12日水曜日

水道水の安全性と地下水(井戸)の利用

水道水の安全性は? 



日本の水道水は「そのまま飲める」・・・

安全性や普及率を見ても、世界的に有数な水道水を日本は持っています。


ただ、最近では「ミネラルウオーター」を飲む人が増えていますし、

「水宅配」「ウォーターサーバー」も市場が拡大し続けています。


「水道水って本当に安全なの?」という疑問を持つ人が増えて

「健康志向」もあいまって、水の取り方も多様になっています。



水道水で気になるのが「カルキ臭」でしょう。

これは、水道水に病原菌等が発生しないように「塩素」によって消毒されるためです。

「残留塩素」と言われたりしますが
水道法により、
1リットル当たり0.1ミリグラム以上の塩素を残留させています

水土管の中などで病原菌等が発生しないように
塩素を含ませているわけです。

これにより「安全に飲める水」(ちょっとカルキ臭がするけど…)が水道水です。

塩素は、
細胞を破壊する作用を持っています。

だから微生物(菌など)が繁殖できない状態、ということです。

ですが、「細胞を破壊する」とは、
人の細胞も破壊する、ということです。

水道水を飲んだときに、
食道・胃・腸などの粘膜も塩素にさらされます。

微量であっても、毎日摂取することにより、人により影響が出ますし、
「腸内環境を悪化させる」「アトピーと関係がある」
という研究もあります。

日本の水道水は「安全」であると同時に
安全性のために「塩素」を残留させている、ということなのです。

見直されている地下水


近年、地下水・井戸水の利用が見直されています。

地下水は、塩素などの薬品で消毒された水ではなく
地層のろ過システムによってきれいになった水です。

とくに地下30メートル以上の場所から取水する深井戸の場合は
地表からの影響をほとんど受けることはなく
何十年、何百年かけて濾過された水です。

地下水が見直されている理由は
  • 水道コストの削減(経済的理由)
  • 震災などの災害対策
  • ミネラルを豊富に含んだ健康的で安全な水
などです。




ただし、深井戸を掘削して取水するのはそれなりに費用が掛かりますし、
浅井戸(地下30メートル未満)の場合は
農薬等の地上の人間活動の影響を受けることがあります。

地下水は、塩素を含まない、自然ろ過された健康的な水なのですが
飲用水として使う場合は
必ず「水質検査」が必要です。

とくに、浅井戸の場合は、定期手に検査する必要があります。

井戸専門業者に頼もう!


井戸水を使いたい場合は

井戸工事専門の業者に依頼することが必須です。

地下水と言っても、地表からは全く見えない世界ですし、
地域によって、全く違った条件があります。

その地域で長年井戸を掘り、地域の地下水について熟知した井戸専門業者に依頼して
水質調査を含めて、安心して長年(半永久的に)使える井戸を掘りましょう。




京都・大阪・滋賀などで10000か所以上の井戸工事実績を持つ
井戸工事の専門会社をご紹介いたします。

近畿エリアで井戸を持ちたいと考えている方は
一度相談してみてください。↓